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電車にて女子高生がペディキュアを塗っているのを誰も見ていない
 
お墓の横を通るときに親指を隠さないと親の死に目に会えない
という迷信がある。

いつ誰に教わったのかも覚えていないが、
子供の頃はお墓を見るたびに親指を隠していた。

などと過去形で書いてみたのだが、
実は、
今もやっている。

止めるタイミングを逃してしまったのだ。

しかも、
通勤電車が毎朝、墓の横を通る。
電車の中だから恥ずかしいのだが、
やはり隠さない訳にはいかない気がして、
こそっとやっている。

大概はスーツのポケットに手を突っ込んでやるのだが、
間に合わないときもある。
本を読んでいるときなどは、落としそうになる。
大変困る。



墓といえば、
最近、団塊の世代が墓地を購入し始めていると聞く。
やはり、見晴らしの良い丘にあるような墓に憧れるんだろうか。
都心に近く、墓参りに来てもらえるような立地を望むだろうか。
あるいは、ビルの一室に保管するようなタイプだろうか。

いろいろな墓が売られているけれど、
どれも魅力的に思えない。
そもそも、
年々墓が増えるということ自体に
閉塞感を感じてしまう。

毎年のように墓が増えたら、
未来は墓地ばかりになっちゃうじゃないか。
それは子孫から良い土地を奪うことであるし、
供養すべき対象を増やすことでもある。
供養するにせよ、放置するにせよ、
迷惑な話だろう。

それと、墓を見るたびに気になるのが
卒塔婆の文字だ。
卒塔婆とは、墓の後ろに立っていて
何やら文字が書いてある細長い木の板のことだが、
最近立てられた卒塔婆の多くは、
書かれている文字の字体がまったく同じなのである。
手書きではなく、機械によるプリントなのだ。

手書きは、手間や金銭的な理由から難しいのだろう。
それはよく分かる。
大切なのは、手書きか、プリント式かではなく、
供養する心ですよ、
などと言われそうだとも思う。
でも、プリント式にするくらいなら、そもそも、
卒塔婆はいらないんじゃないか
と思ってしまう。
もちろん、プリント式でも構わないから卒塔婆が欲しい人だって
たくさんいるだろうから
それを否定するつもりは全くないけれど、
もし、自分の墓に立てるなら、ガリガリ君の棒で十分だ。



逆に、
僕が惹かれる埋葬のあり方は、
樹木葬だ。
樹木葬とは、墓標の代わりに木を植える埋葬方法らしいのだが、
死んだ体を自然に還すようで、いいなと思う。

一人に一本、木を植えるのは大変だろうから、
林の中にぱらぱら骨を撒いてくれるだけでいい。
そうなると山林葬と呼んだ方がいいのかな。
骨壷の中でじっとしているよりも、
山林に溶けてなくなる方が、ずっといい。

更に言えば、
そこで費やすお金が、森を維持する仕組みだといい。
墓地や墓石購入に金を費やすよりも、
どうせなら、森を残して死ぬほうが、死に甲斐があると思う。
なんだか虔十公園林みたいだし、
人生の終え方として、
心地良いんじゃないだろうか。



もし、樹木葬にするのなら、
安直かもしれないが、植える木は、
桜にしたい。

一面に、桜がひしめく森を作ってしまうのだ。

そして、墓参りに代わる祈りの行為として、
毎年、花見に訪れる。
これだったら、子孫たちだって楽しいはずだ。

そして、できれば、花見の間中、
一言も喋らないという作法であるといい。

墓標としての桜が溢れている中に、大勢の人たちが集まって、
かつ、誰一人しゃべらずにいる情景はとても美しいし、
祈りの風景にも似つかわしい。

静かに酔っ払っている子孫たちを見るのは
きっと楽しいことだろう。



あるいは、
桜ではなく、スイカというのも、考えられる。
遺骨が埋まった土地一面にスイカを植えるのだ。
そして、墓参りに代わる行為として、
毎年、スイカ割りをする。

故人の名を叫びながら、木刀を振り下ろすのだ。
そして、当然、割ったスイカはみんなで食べる。
子孫たちが、赤い果肉を頬張る情景も、また、
愛憎入り混じる祈りのあり方として、
味わい深い。



埋葬方法を遺族に任せて死ぬと、
桜ではなく、スイカになってしまう可能性が高い。

しかし、それも一つの愛の形だろう。

受け入れたいものである。
 
 
 Naef_Cella_TreeHouses
   “ツリーハウス”
    Cella/Naef
 
 
おまけ短歌
グラビアの水着に当たれ「今すぐに消えろ お前の方が不要だ」
 
 
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[2008/11/05 21:33] | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
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