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妄想を隠せずにいる一年がやさしい声で叱られている
 
長嶋有の単行本は、いつも表紙がぜいたくだ。

高野文子とか、大島弓子とか、
大御所の漫画家が起用されていたりして、
すごくいい。

毎回楽しみにしているのだけど、今回の装画には驚いた。
今までの大御所から一転、新人漫画家の衿沢世衣子。

最近は殆ど漫画を買っていない僕が
単行本(おかえりピアニカ)を持っていたくらいだから
それなりにはメジャーなんだろうけど、
でも、一般的にはマイナーなはず。
画風も含め、長嶋作品の中ではかなり異色な表紙という印象だ。

でも、すごく可愛い表紙になっているし、
小説の内容にもあってるし、
中表紙に描かれた、椅子に座ってくるくるしてる絵もすごくいい。
意外に気に入っている。



同書には、表紙以外にも、隠れたお楽しみがある。
蛇足と思う人もいそうな気がしながらも、僕自身は楽しめた。

長嶋有の単行本は、いつも、
小説の内容以外のところでも楽しめるところがすごいと思う。



僕は、基本的に単行本が嫌いなので、
本は文庫本で買うことが多い。

単行本は、文庫本に比べて価格が高い上にかさばる
という一点だけで、もう、買う気がしないのだ。

しかも、単行本には、あとがきがない。
あとがきは、コース料理の後のコーヒーみたいなものだと思っているので、
あとがきのない本を読むと、
食後のコーヒーもなしに閉店を告げられたような味気なさを感じてしまう。
(本好きからは異論が出そうだが)

CDの場合、
初回販売分にはボーナストラックが入っていたりする。
ポスターがもらえたりもする。
もし、CDの初回限定版が、
LDみたいなサイズで、値段も三倍くらい高くて、
かつ、歌詞カードがなかったりしたら、
みんな怒るだろうと思うのだが、
単行本って、そんな感じだと思う。

その点、長嶋有の単行本は、
CDの初回限定版のようなお得感があっていい。
そういうお得感を目指しているスタンス自体にも好感を持ってしまう。

でも、本人は単純に楽しんでいるだけなのかもしれないな。
次の表紙は誰に頼もっかな~、
なんてことを考えるのは、単純に楽しそうだ。



もし、僕が小説家だったら、表紙は、誰に頼むだろう。
高野文子は昔から大ファンなのだが、
既に、長嶋有に「取られた」感がある。

そもそも、このブログみたいなタイトルセンスだったら、
高野文子には頼めないだろう。

となると、誰だろう。
やはり、あの人だろうか。
山本直樹。

僕は、常々、
山本直樹の漫画以上に実用性のある実用書なんてないと思うくらいに、
その実用性を評価しているのだけど(回りくどい言い方だな)、
それはさておき、
山本直樹なら、すごい表紙を描いてくれそうだ。
表紙だけで有害図書指定されちゃうくらいのエロい奴。
平積みにしたら、目立つことこの上ないだろうな。
などと想像していたら、執筆意欲みたいなものが湧いてきてしまった。

いや、湧いてきたのは、もっと別の何か、か?


 
   Naef_Cella_CarryingCarrying
    “祖母も背負ひて”
     Cella/Naef
 
 
おまけ短歌
例えでも何でもなくて俺たちはずっと同一人物ですよ
 
 
ここ ← 僕は毎日押してます。

ところで、「ぼくは落ち着きがない」は早くも増刷されたらしい。
この勢いだと、
「サイドカーに犬」や「ジャージの二人」に引き続き、
映画化されるんじゃないかな。
望美役は、志田未来と予想。
どうだろう。

 
 
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[2008/07/08 22:23] | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
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