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校庭を走る男子が懸命に女子の体を追い抜いてゆく
 
あなたの夢はなんですか?

小学校の卒業文集なんかでは、お決まりの質問だと思うのだが、
むかしから、この質問が嫌いだった。
夢なんか持っていなかったからだ。
しかも、
この質問の背後には、
「え? 夢も持ってないの?」や、
「そんなのが夢なの?」が控えている気配があって、
とても嫌な感じなのだ。

確か、僕の小学校の卒業文集では、
将来の夢といえば、
野球選手や宇宙飛行士が上位だったと思う。
ガンダムになりたいと書いていたツワモノもいたが、
ほとんどの夢は、
教師が期待するような、いわゆる子供らしい夢だった。

「あなたの夢はなんですか?」という質問のそもそもの意図は、
子どもに夢を持って生きていって欲しい
ということだろう。
文集に夢を書くことを契機に、夢を持って欲しいという意図は分かる。
けれど、
本当に、夢を持つきっかけになりうるのだろうか。
僕の場合、自分が夢を持っていないことをただ再確認するだけだった。
ぼんっ
と烙印を押された気分だった。

文集に書いた僕の「夢」は、ペットショップの店員だ。
生き物が好きだったからなのだが、
実を言うと、ペットショップは好きではなかった。
動物をカゴに閉じ込めて売り買いするという行為が嫌だったのだ。
にもかかわらず、ペットショップの店員と書いたのは、
生き物に関わる職業として、それ以外に思いつかなかったからだ。
書きながら、すごくげんなりしたことを記憶している。

いま思えば、
いくらバカな僕だったとしても、
獣医か動物園の飼育係くらいは思いつくべきだった。
ペットショップの店員よりずっと僕好みだ。

当時の僕が惹かれていたのは野生動物だったから、
ネイチャーカメラマンを思いついていたら、更に心躍ったろう。
星野道夫みたいに
旅しながら撮影しつづける生き方はとてもかっこいい。
そこまで名前が売れなくたって、
動物番組の映像を撮るだけですごく楽しそうだ。
あるいは、
野生動物を保護するNPOなんてのもよかったかもしれない。

そういう未来を思いつかなかったのは、
それだけの熱意がなかったからに他ならない。

ただ、それ以前に、
「夢が実現する」ということ自体にリアリティを感じていなかった
ということも原因のひとつだろう。

そもそも、教師は、生徒に夢を問う前に、手本を見せるべきだ。
教師自身が、自分の夢を叶えて活き活きしていれば、
放っておいても子どもは夢を持つ。
それこそが、先に生まれたものとしてすべきことじゃないだろうか。
などと思っていたガキは、我ながら可愛げがないな。

どうせ馬鹿なガキだったんだから、
もっと単純に、夢を見ることを楽しめば良かったのにと思うけど、
性格的に、夢を見るのが下手だったんだろう。

そういえば、
中学生の時には、「夢を持つことが夢です」みたいなことを書いた気がする。
暗いなぁ。
ひねくれてるなぁ。

肩の力を抜け、
人生、けっこう楽しいぞ
と言ってやりたい。

夢を持つことすら叶えていないくせに
などと言われそうだけど。
 
 
   Naef_Cella_Tower
       “タワー”
     Cella/Naef

おまけ短歌
暗号のようなSOSばかりいつも小声で叫んでますね
 
 
ブログランキングの順位が50位以内になることが夢です・・・。
 
 
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[2008/06/03 22:28] | 未分類 | トラックバック(0) | コメント(0) | page top
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